嘘で塗り固めた面接 就職活動編1
就職活動中の話です。
私が就職活動をしていた頃は就職氷河期と呼ばれた時期でした。
今思えば自分で氷河の中に閉じこもっていたような気がします。
就職活動 面接対策はこれで完璧・・・?
就活を終えた方は内定をもらうためにいろいろなことを勉強したでしょう。
就職活動の面接でよく聞かれる質問に答えられるように勉強する。
入室から退室までのマナー等いろいろ勉強する。履歴書の書き方を勉強する。
ネットで「就職活動」で検索すると就活対策に関する記事が山のように出てきます。
就活に関する本を山のように読んで勉強する。
現在、就職活動中の人は必死に勉強をしているでしょう。
- 入室のするときはノックは3回とか。2回とか回数を間違えたら減点。
- お辞儀の角度も決まっている。角度を間違えたら減点。
面接だけでもいろいろ覚えることがあるので大変です。
お手本通りにできなかったらおしまいという感じになる。
上手な面接の受け方
私は面接が苦手(面接が好きな人なんて滅多にいないだろう)
そもそも人と話すのが嫌いでした。
ジロジロと見られると緊張してしまう。
質問の答え方を勉強していても、記憶が飛んでわけがわからなくなる。
そこで、少しでもよく見せるために嘘をついたりもしました。
やっていないことをやっていたとか・・・。
どこの会社でも「御社が第一志望です」と嘘をつきました。
どれだけ上手く嘘をつけるか?
なかなかできるものではありません。
これも能力の1つだと思います。
面接官:「 健康状態はどうですか? 」
私:持病(てんかん)があるけれどどうしよう?
面接官:「・・・・・・」
私:「 とても健康です!!! 」
どんな仕事をしたいのかはっきりしていませんでした。
このままだと就職しないまま卒業してしまうかもしれないと考えると焦りました。
とりあえずどこかに就職できればいいかと思っていてもなかなか内定をもらうのは難しい。
今考えると、みんなのように真剣に就活に取り組んでいなかった。適当にやっていた。
不採用通知を表す「お祈りメール」がたくさん送られてきました。
電話の時もありました。担当の人の話を聞くだけ。むなしい。
何社に履歴書を送ったのか?面接を受けたのか?とうに忘れました。
「 就活でのエントリー数は何社にすればいいのか? 」という可笑しな質問をしている人もいました。
別に何社でもいいだろう?
なかなか内定をもらえないと徐々に不安になっていきます。
仕事を選ばなければ、簡単に内定をもらうことはできます。
でも、働くなら自分がしたい仕事をしたいじゃないですか!
やっぱり就職活動は大変だ
ある教授がこう言っていました
「大卒という肩書には賞味期限がある!」
大卒という肩書はすぐになくなる。就職活動をするときぐらいにしか役に立たない。
たしかにその通りかもしれない。