ウーイチの奇妙な冒険

ごちゃまぜブログ

何度も起こるのはつらいよ 社会人編5

それはいつも突然やってくる

 生きていれば悪い出来事が連続して起こることがあると言います。


まさかそれを体験することになるとは思ってもいませんでした。

 

 

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 研修中は毎日勉強。しっかり勉強をしなければ仕事ができません。


社員が集まって、社長の話を聞いていたときだったと思います。

私は椅子に座って話を聞いていました。

 


えらい人の話だ。
しっかり聞いておかないと何をされるかわからない。

聞いてたはずなのに・・・。

 


突然、講師が私のそばにきて

 


「こっちにこい!」

 

「何で?」わけがわからない。

 
別室に連れていかれました。みんなにジロジロ見られながら・・・。
何もない部屋に入れられて、何も言わずに出て行っていまいました。

 


ぽつんととひとりぼっち。

 


出ていく前に何か言ってくれてもいいんじゃないのか?

何がなんだか分かりませんでした。

 

しっかり話を聞いていたはずなのに、


「どうして?」

 

「何か悪いことしたのか?」

 

「もしかしたら・・・。」

 

「まさか発作が起きたのか?」

 


部屋の中は静かでした。

そこにひとりぼっち。

なんとも不思議な感じでした。

 


何時間、待ったかわかりません。


講師が部屋に入ってきたとたん、怒られました。

ネチネチと怒るので嫌でした。

 


「居眠りをしていただろう!」

 

と怒鳴られる。

 


「やっぱりなぁ~」

 
私が思った通りだ。


また発作が起きてしまった。

しかもこんな大事なときに起こるなんてショックでした。


でも、こう何回も起こるとあまり驚かなくなりました。

 

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てんかん発作はいろいろある

 てんかん発作というのは
倒れて手足をガクガクさせるというイメージが強いと思います。

私も最初はそう思っていました。

でも、倒れてガクガクふるえるという発作だけではありません。

 


脳の病気というだけあっていろいろな種類の発作があります。

 

  • ぼんやりして反応しない「 欠神(けっしん)発作 」
  • 急に全身の力が抜けて、ガクッと倒れる「 脱力発作 」
  • 全身や手足を一瞬ピクっとさせる「 ミオクロニー発作 」

 

他にもたくさんあります。


これらの発作は無意識のうちに起こるので自分では気づかないことが

多いです。

 


私は欠神(けっしん)発作というのが起きたのでしょう。


ぼんやりした目つきになる、まぶたがパチパチする、動作を停止する、反応しなくなるといった症状がでる。

 

 

この発作が起きてボーっとしている私の姿が居眠りしているように見えたのでしょう。


あの講師は、たくさんの人がいる中で
ボーっとしている私によく気づいたものだと感心しました。

 


できれば、気づかれたくなかった・・・。

 


真面目?に聞いていたはずなのに、こんなことが起こるなんて本当にいやな病気です。

 


この講師にめちゃくちゃ怒られました。
しょっちゅう怒られているのでなれていましたが、長時間続くとへこみます。

 


「ほんとうは居眠りなんてしていない」

 


この時も「てんかん」という病気だということは隠していました。

 


またこの発作が起きているのを見られたら、どんなことになるだろうか不安になりました。

 


本当のことを言って楽になろうか?

 


このまま言わずに隠し続けて仕事をしていこうか?

 

 

さて、どうしましょ?

 

 

新人研修はつらいよ 社会人編4

研修が始まる

新入社員の皆さん、研修は頑張っていますか?

研修が大変なのは当たり前。

 

研修がきびしいのは「現場のきびしさ」を知らせるためだと言います。

 

今までしたことがないことをするので大変です。

つらくてやめてしまう人もけっこういます。

 

私も研修がつらくてやめそうになりました。(結局、やめましたが・・・)

 

朝早く出勤、夜遅くまで仕事。
家についたときはもう深夜。

 

この繰り返しでした。

 

私が働いていた会社は身だしなみや話し方に異常に厳しかったです。

 


髪の長い男性社員がいました。


その社員に気づいた講師が

 

「髪の毛が長い!」

 

とハサミで髪の先っちょを切ってしまいました。

 
それもみんながいる前なのでびっくりしました。

 

ここまでする?

 

やりすぎだろう?

  

これって暴力だろ ! 


それを見て、腹がたちました。

 


翌日、切られた社員は辞めてしまいました。

 

 

この講師は、みんなに聞こえるように大きな声で罵声を浴びせる。
説教を受けている人はちぢこまってしまう。

泣いている人もいました。

 


私は話し方がうまくない。


そもそも話すのが好きではないので、よく注意されました。

 


「声が小さい!」「なにが言いたいのかわからない!」

 

 

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通勤中にやってきた

会社までは電車とバスを利用しました。
なれていないことをするのは疲れます。

電車に揺られると、だんだん眠くなってきます。

ウトウトしていたと思っていたのですが・・・

 


「あれ???」

 


気づくと別世界。

 

電車に乗っていたはずなのに今は知らないところにいる。

病院にいることが分かったので何が起きたか分かりました。

 


発作が起きた

 


通勤中、電車の中で発作が起きて倒れてしまった。

私を同僚が助けてくれた。それから救急車で病院に運ばれた。

いつも突然に起こるので困ります。

 

周りの人に迷惑をかけてしまった。

 

それに私の変な姿を見られてしまった。


よくないことをしてしまったという気分になりました。

 

 

病院で検査をする

病院で検査をすることになりました。

 
てんかん」が原因で倒れたということはわかっているのですが、
病気のことは言いませんでした。

本当のことを言えば、確実に会社を辞めることになるので言えませんでした。

 
「 頭を打ったのかもしれないのでレントゲン検査をしましょう。」

 
うつりやすくするために「造影剤」というものを使用しました。

 


検査の結果、頭に異常は認められませんでした。


異常がなかったことはよかったのですが、検査の後、急にかゆくなってきました。

 


異常に身体中がかゆい!

 


どんどんかゆくなるし、赤いボツボツも出できた。

原因は「造影剤」の副作用だそうです。

 

どんな副作用があるのか最初に教えてほしかった。

かゆみがなくなるまで1日くらいかかりました。


大変な1日でした。

 


研修は大変だ。

隠し事をしながら仕事をするのも大変だ。

 

 

社会人になって初めての行事 2 社会人編3

前回の続き

さっそく事件が起きた

 明日から仕事が始まるぞ!というときに事件が起きました。

入社式は話を聞いているだけでとくに何もしなかったのですが、
肉体的にも精神的にも疲れました。

 

まだ仕事もしていないのですが、これから一体どうなってしまうんだろう?

隠して仕事ができるかどうか?と考えれば考えるほど疲れる。

考えすぎはよくないとはわかっているのですが、やっぱり考えてしまう。

 

 

いよいよ明日からスタートだ!

 今日からは寮生活です。明日から仕事が始まる!

ワクワクするけど不安もいっぱい。

  

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風呂に入ってサッサと寝ようとみんなと風呂に入りにいきました。


脱衣所で服を脱ごうとしたのですが・・・。

 


「???」

 


急に景色が変わってしまった。

気づけばいろいろな人が私の顔を覗いている。

さっき風呂場にいたはずなのにここはどこ?


しばらくして、何が起きたかすぐにわかりました。

 


発作が起きた。

 

 

よりよって、明日から仕事が始まるというときに起きるなんて思ってもいませんでした。
(毎回いつも突然起きるので予想できません)

 


寮のおばさんが心配そうに見ていました。

「 初日で疲れたのだろう」

自分では発作が起きたということはわかっているのですが、何も言いませんでした。

 


本当のことを言ったら面倒なことになりそうなので言えませんでした。

 

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 脱衣所で倒れた私を運んでくれました。

私はけっこう重いので運ぶのはかなり大変だ。

 

運んでくれたみんなに感謝しました。
面倒をかけてしまった罪悪感を感じました。

 

ありがたい反面、すごい恥ずかしかったです。

倒れて変な姿をみんなに見られてしまった。

 

 

さて、これからどうなることやら?

 私はネガティブ思考。

以前、頭(の中)の手術をしたことがあります。


その時に予想をはるかに上回るキズ跡が残ってしまいました。


それから、どうしてもみんなからジロジロ見られているような感じになってしまう。


嫌な気分になってしまう。

 


昔からか友人たちからは「気にしすぎだ!」と言われています。


「 そんな目で見ていない、気にするな! 」

 

とい言われているのですが、どうしても変な目で見られているように感じてしまう。


そしてイライラしてしまうことがありました。

これがなかなか治らない。

 
発作はいつ起きるのかわかりません。

もしかしたら明日起こるかもしれない。

また変な姿を見られてしまうのではないか?

 
ただでさえ仕事ができるのか不安なのに、病気のことがバレたらどうしよう?と考えると怖くなりました。


いつもの考えすぎるクセが出てくる。

 


この事件があって一気に有名になってしまいました。